名古屋栄|安価なインプラント|骨造成|歯周再生治療なら高山歯科室 http://takayamadental.com 矯正、審美、歯周病、インプラント治療なら名古屋栄・高山歯科室 Fri, 22 Mar 2024 03:52:16 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 歯茎からの出血は出した方がいい? http://takayamadental.com/2024/03/21/%e6%ad%af%e8%8c%8e%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e5%87%ba%e8%a1%80%e3%81%af%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%9f%e6%96%b9%e3%81%8c%e3%81%84%e3%81%84%ef%bc%9f/ Wed, 20 Mar 2024 23:42:53 +0000 https://takayamadental.com/?p=1793 名古屋市の栄にある、高山歯科室です。 突然ですが、歯茎から出血したことはあります…[続きを読む]

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名古屋市の栄にある、高山歯科室です。

突然ですが、歯茎から出血したことはありますか?

歯磨きの際に、出血したことがある方は多いと思います。多少の出血であれば、特に気にせず過ごしているのではないでしょうか?

しかし、健康な歯茎であれば歯磨きぐらいで出血することはありませんし、もし血がダラダラと出るようであれば歯茎に何らかの問題が起きている可能性が非常に高いと言えます。

また、あまり血を出さないよう、出血がみられる箇所の歯磨きを避け、刺激を与えない方がいいと思われているのではないでしょうか?

今回は、歯茎から出血した時の対処法やそもそも出血はなぜ起こるのかなど、詳しくお話ししていきたいと思います。

 

▪「結論」出血したら血は出すべき?


歯茎から出血する原因は様々ありますが、最も多いのは歯周病です。

結論、歯周病が原因で出血がみられる場合は出血を避けるのではなく、逆に血を出した方がいいと言われています。

出血箇所を歯ブラシや指でマッサージしたり、入念に優しく歯磨きを行い血を出すことで、歯茎の新陳代謝や血行が促進され、歯茎が引き締まり、腫れや炎症を抑えることができます。

また、歯周病で出血がみられるという事は、そこに磨き残しや細菌がいる証拠です。出血を避けて歯磨きをやめてしまうと現状以上に汚れや細菌が増え、余計に悪化する可能性があります。

出血がその他の原因であったとしても、完全に歯磨きをやめるのではなく、優しく細かく磨いて、汚れを除去するようにしましょう。

歯磨きで出血した場合、もし硬い歯ブラシを使用しているようであれば柔らかい歯ブラシに変えるようにしましょう。

歯磨きで出血する場合、痛みはほとんどありません。もし痛みが出るようであれば、それは歯周病が進行している可能性が高いと言えます。早めに歯科医院へ相談しましょう。

 

▪歯磨きで出血する原因は?


先ほど歯周病が原因であることが多いとお伝えしましたが、その他の原因はどのようなものがあるのかそれぞれ見ていきましょう。

 

・汚れ(歯垢・歯石)の蓄積

汚れが歯と歯茎の境目に蓄積することで、歯茎が炎症を起こすことがあります。炎症を起こすことで、歯磨きの際出血がみられることがあります。

 

・ブラッシングの力が強すぎて歯茎が傷ついた

ブラッシング時に力を加えすぎて、歯茎を傷つけてしまうことがあります。これは正しく歯磨きが行われていない証拠であり、歯ブラシの硬さも合っていない可能性があります。

強すぎるブラッシングは歯茎を傷つけると共に、汚れも除去できていない可能性があります。

 

・不規則な生活習慣

生活習慣が原因で出血が起こる場合があります。

寝不足や食生活の乱れといった不規則な生活、喫煙が原因で免疫力が低下し、菌への抵抗力を失うことで炎症を引き起こします。

その結果、出血へと繋がる可能性があります。

 

・ホルモンバランスによるもの

ホルモンバランスの乱れで歯茎からの出血する場合があります。

最終的な理由は不規則な生活習慣と一緒で、ホルモンバランスが変化することで、菌への抵抗力が低下、抵抗力を失うことで炎症が引き起こされ、出血へと繋がります。

※妊娠中は特にホルモンバランスが乱れるため注意が必要です。

 

・全身疾患によるもの

糖尿病、高血圧、白血病といった全身疾患が原因で出血する場合があります。

歯周病や上記の原因に当てはまらない場合は、何らかの全身疾患を視野に入れて、念のため検査することををおすすめします。

 

▪まとめ


いかがだったでしょうか?

歯茎から出血の原因はさまざまであり、基本的に出血箇所は歯磨きを行なっても問題はなく、逆に汚れを残さないため、磨くのをやめるのは避けるようにしましょう。

また、出血の最も多い原因は歯周病です。

歯周病は最悪歯が抜け落ちる可能性がある病気です。早期発見、早期治療を行うことで、健康的な口腔環境を維持することができます。少し血が出ただけだからと放置せず、極力歯科医院に相談することをおすすめします。

当院の歯周病治療についてはこちら▶▶▶ 

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インプラントのメンテナンスって何する? http://takayamadental.com/2024/03/21/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%ae%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%a3%e3%81%a6%e4%bd%95%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%9f/ Wed, 20 Mar 2024 23:42:45 +0000 https://takayamadental.com/?p=1803 名古屋市の栄にある、高山歯科室です。 欠損した歯の代わりとして行うインプラント治…[続きを読む]

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名古屋市の栄にある、高山歯科室です。

欠損した歯の代わりとして行うインプラント治療は、入れ歯などと比べて付け心地が良く、ご自身の本物の歯のような使用感が期待できるためとても人気な治療方法です。

しかし、インプラントは入れたら終わりというものではなく、ご自身でのメンテナンスはもちろん、定期的な歯科医院でのメンテナンスも重要になります。

今回は、そんなインプラントのメンテナンスについてご紹介していきたいと思います。

 

▪メンテナンスを怠るとどうなる?


インプラントは、いくらご自身の歯のような使い心地や見た目をしていても、人工物であることに間違いありません。

歯の部分にあたる上部構造物や骨に埋め込むインプラント体はアバットメントを介してネジで繋がっており、そのネジが緩むことがあります。

ネジが緩んだまま放置すると回復不可能なくらいダメージを受けることもあります。他にも、上部構造物が欠けることもあり、放置することで噛み合わせに異常をきたすことも珍しくありません。

また、メンテナンスを怠ることで一番怖いのがインプラント歯周炎です。インプラント歯周炎はインプラントを埋め込んだ周囲に炎症が起こることを言います。放置し、進行してしまうとインプラントがぐらつき、やがて抜け落ちることもあります。

そして、影響を受けるのは埋め込んだインプラントだけではなく、隣接する周囲の天然歯にも影響を与え、最悪の場合ご自身の大切な歯まで喪失してしまう可能性があります。

歯科医院での定期的なメンテナンスやセルフケアを怠ることでインプラントだけではなく、ご自身の歯の寿命を大きく縮めてしまうため、必ずメンテナンスは怠らないようにしましょう。

 

        インプラント歯周炎についてはこちら

 

▪自分でインプラントのメンテナンス(セルフケア)って何する?


歯科医院で定期メンテナンスのみしっかり行なっていれば問題ないという訳ではではなく、ご自身でのメンテナンスも重要になります。

簡潔に何をするかお伝えすると、口腔内を常に清潔な状態に保てるよう努め、意識することです。ご自身で行うインプラントのメンテナンスは、虫歯予防や歯周病予防はもちろんですが、主にインプラント歯周炎のリスクを下げることであり、具体的には下記の通りです。

 

・ブラッシング

インプラントを傷つけないために、歯ブラシは柔らかい物を使用し、インプラントと歯茎の境目を意識してしっかり磨きましょう。

もちろん境目だけでななく一本一本全体を丁寧に磨いてください。

インプラントの根本が磨きにくい場合はワンタフトブラシを使用するのもおすすめです。

 

・歯間ブラシ・フロス

歯磨きの際に必ず歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間の汚れを

除去しましょう。聞いたことのある方は多いと思いますが、歯ブラシのブラッシングのみでは、どんなに丁寧に磨いても汚れは60%程度しか落とせません。これはインプラントがあるからといった訳でななく、インプラントがない方も歯間ブラシやフロスは使った方がいいと言えます。

 

・歯磨き粉

歯磨き粉は研磨剤や顆粒が含まれているものは避けるようにしましょう。

研磨剤はインプラントを傷つけてしまう恐れがあります。低研磨性の歯磨きもありますが、極力無配合のものを選びましょう。

また、顆粒が含まれていると、インプラントと歯茎の隙間に入り込んで炎症を起こす可能性があるため避けるようにしましょう。

どんな歯磨き粉を使えばいいかよくわからない方は、歯科医院でも購入できるので、相談して選んでもらいましょう。

 

▪歯科医院で行うインプラントの定期メンテナンス(定期検診)って何する?


冒頭でもお伝えした通り、インプラントは入れて終了ではなく日々のメンテナンスと合わせて、歯科医院で行う定期メンテナンスが重要です。

特に違和感がなくても必ず定期メンテナンスを受けるようにして下さい。ご自身で気づかないだけで大きな問題が生じているなんてことは意外と多くあります。

では、歯科医院で行うメンテナンスを具体的にみていきましょう。

 

1.口腔内チェック

インプラント自体に不具合(ネジの緩みや欠けなど)が起きていないかはもちろんですが、口腔内が清潔に保たれているかも合わせてチェックを行います。例えば、残っている歯に虫歯はないか、歯周病がないか、インプラント歯周炎の兆候はないかなど、しっかりチェックを行います。

 

2.レントゲン

目にみえる箇所のみ確認するのでななく、レントゲンを使用して、インプラントを支えている顎の骨や根本に問題が生じていないかもしっかりチェックします。

 

3.ブラッシング指導

インプラントを長く使用するため、ブラッシングが適切に行えているか都度チェックを行います。

歯の磨き方は人それぞれクセがあるものです。一度正しい磨き方を指導したとしても、必ず毎日適切にブラッシングができるとは限りません。定期メンテナンスの都度、口腔内チェックを行い清潔に保てる磨き方ができているか確認し、指導していきます。

 

4.クリーニング

どれほど、丁寧に口腔内を自分でケアしたとしても、限界があるものです。歯間ブラシやフロスを使用し、丁寧に時間をかけて歯磨きをしても汚れは100%除去できるものではありません。

歯科医院にで専用の器具や薬剤を使用しないと行えないケアもあります。自分で除去できない汚れを定期的に取り除くことも定期メンテナンスの重要な役割です。

 

▪定期メンテナンスの通院頻度と費用は?


患者さんの状況や歯科医院によって異なりますが、通院頻度は26ヶ月に1回程度の定期メンテナンスを進められるのが普通です。費用は15,00010,000円と言ったところかと思います。

費用は決して安い訳でななく、通院もめんどくさいと思う方も多いと思います。

しかし、これはインプラント治療をする上で必須であり、一生涯続けていく必要があるものです。

インプラント治療を考えている方は、必ず定期的なメンテナンスを行うことも踏まえ、インプラントという治療を選択するようにしましょう。

当院のインプラント治療についてはこちら▶▶▶ 

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インプラント治療のリスクを低減するために大切なこと http://takayamadental.com/2024/03/20/important-things-to-reduce-the-risks-of-implant-treatment/ Wed, 20 Mar 2024 03:49:56 +0000 https://takayamadental.com/?p=1818 歯ぐきの切開やインプラント体(フィクスチャー)の顎の骨への埋め入れなど、インプラ…[続きを読む]

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歯ぐきの切開やインプラント体(フィクスチャー)の顎の骨への埋め入れなど、インプラント治療では外科的な手術を行います。外科手術を行うため、インプラント治療には細菌感染のリスクが少なからず存在します。

 

細菌感染のほか、インプラント治療には手術中のトラブルや、治療後にインプラント体が抜け落ちるリスクも

 

起こり得るリスクを低減し、インプラント治療の安全性・正確性を高めるためには、歯科医師・クリニックが適切な対策を行わなければなりません。歯科医師・クリニックによる対策と共に、患者さんにもお守りいただきたい注意点(治療後の注意点)がございます。

 

今回は、「インプラント治療のリスクを低減するために大切なこと」についてお話しします。

 

■インプラント治療においてリスクが発生する可能性がある場面

 

インプラント治療では、以下の3つの場面でリスクへの対策を行うことが大切です。

 

①インプラント手術前

 

・検査、診断、埋め入れシミュレーション、治療計画の立案、歯周病をはじめとするお口の病気や異常の治療(必要な場合)、骨造成(必要な場合)

 

②インプラント手術時

 

・歯ぐきの切開、1回目:インプラント体の埋め入れ(ドリリング)、2回目:アバットメントの接続、骨造成(必要な場合)

③インプラント手術後

 

・人工歯(上部構造)の取り付け

 

・歯ぐきの創口の治癒期間、インプラント体の顎の骨への結合期間、治療後のメンテナンス期への移行

 

①インプラント手術前のリスク対策

 

1-1.歯周病治療を行い、歯周組織の状態を改善しておく

 

インプラント治療では歯ぐきを切開し、顎の骨に人工歯根となるインプラント体を埋め入れます。インプラントを安定させるためには、治療を受ける患者さんの歯ぐきや顎の骨などの歯周組織が健全な状態であることが必須条件になります。

 

中高年世代の方を中心として、インプラント治療をご希望の方は歯周病が中程度~重度に進行しているケースが多いです。

 

歯周病の方には、インプラント手術前に歯周病治療を行います(歯周外科治療を含む)。歯周病治療を行い、歯周組織の状態を改善しておくことでインプラント体を安定させやすくなります。歯周病治療により、歯ぐきや顎の骨に巣食う細菌(歯周病菌など)をできるだけ取り除いておくことも重要です。細菌を取り残すとインプラント体の骨結合がさまたげられる可能性があるほか、取り残した歯周病菌により、治療後にインプラント周囲炎(歯周病の一種)を発症したり、歯周病が再発する引き金になってしまう場合があります。

 

1-2.適切に検査・診断を行う

 

インプラント治療を安定して行うためには、検査・診断が欠かせません。

 

歯科用CTや口腔内スキャナーを用いて精密検査を実施し、歯科医師が患者さんの歯周組織の状態を見極めた上で適切に診断を行うことが大切です。

 

1-3.患者さんに合った治療計画を立案する

 

インプラント治療を成功に導き、埋め入れたインプラントを安定して使うためには、患者さんに合った治療計画が必要です。

 

患者さんごとに異なる歯並びや顎の形を見極め、適切に治療計画を立案することで、マニュアルだけに頼らない、1人ひとりの方に合ったインプラント治療につながります。

 

1-4.必要に応じて骨造成を行い、顎の骨を増やす

 

インプラント体を安定させるために欠かせないのが顎の骨の高さと幅・顎の骨量(骨密度)です。患者さんの顎の骨が不足している場合は、そのままではインプラント手術を行えません。

 

顎の骨の高さや幅・骨量が不足しているときは必要に応じて骨造成を行います。骨造成により、顎の骨を増やすことでインプラント体を安定させやすくなります(※)。

 

(※)骨造成とインプラント手術を同時に行う方法もあります。

 

1-5.糖尿病や骨粗しょう症などの持病がある方に対しては、医師としっかり連携を取る

 

糖尿病(2型)や骨粗しょう症などの持病がある方は、そのままではインプラント治療を受けられない場合があります。

 

持病がある方に対しては、病気への対策を徹底した上でインプラント手術を行うことが重要です。

 

持病がある患者さんのかかりつけの医師と歯科医師がしっかり連携を取ることで、インプラント治療を行える可能性&手術の安全性を高められます。

 

1-6.インプラント治療に必要な器具・機器を備える

 

インプラント治療を安全に行うには、細菌感染対策のための衛生機器・設備が必須です。

 

<衛生機器>

 

・高性能洗浄器

・高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)

・口腔外バキューム

・ディスポーザブルアイテム(手袋などの使い捨て可能なアイテム)

・空気洗浄器 または 空気清浄機

 

<設備>

 

・オペ室(個室 または 半個室)

・オペ室用の明るいライト

 

衛生機器・設備に加え、検査で用いる以下の精密機器、および、手術用ガイド器具、各種アプリも欠かせません。

 

<精密機器・器具、アプリ>

 

・歯科用CT

・口腔内スキャナー

・サージカルガイド

 

・埋入シミュレーションアプリ

・補綴シミュレーションアプリ

 

②インプラント手術時のリスク対策

 

2-1.サージカルガイドを用い、適切な位置へインプラント体を埋め入れる

 

サージカルガイドとは、インプラント体の適切な埋め入れ位置をガイドする器具です。

 

インプラント手術時にサージカルガイドを用いることで、適切な位置へのインプラント体の埋め入れにつながります。適切な位置へのインプラント体の埋め入れにより、インプラント体が骨を突き破る、歯槽骨からインプラント体が飛び出るなどのトラブルが起きるリスクを低減できます。

 

2-2.インプラント体の埋め入れ時には必ず患部の冷却を行う

 

ドリリング(ドリルによる顎の骨への穴開け)を行い、インプラント体を顎の骨に埋め入れるとき、患部を冷やさないと顎の骨が火傷してしまい、インプラント体が結合しなくなる可能性があります。

 

ドリリングを行う際は患部を冷却することで、顎の骨の火傷を防ぎやすくなります。患部の冷却により、火傷が原因でインプラント体の骨結合が阻害されるリスクも低減できます。

 

③インプラント手術後のリスク対策

 

3-1.処方された抗生剤を飲み切る

 

インプラント手術の直後は、歯ぐきの創口を介して細菌感染が起きやすい状態です。

 

細菌感染による患部の炎症や化膿を防ぐために、クリニックで処方された抗生剤(抗生物質)は用法・用量を守ってすべて飲み切りましょう。

 

3-2.患部の仮歯で硬い物や弾力のある物を噛まないようにする

 

インプラントの手術後、2週間程度経ったときに抜糸を行い、患部に仮歯を入れます(※)。

 

(※)目安の期間です。患者さんや症状により、抜糸までの期間が異な

ります。患部の状態によっては仮歯を入れない場合もあります。

 

抜糸後、仮歯は入りますが、仮歯はあくまでも仮の歯です。仮歯で硬い物や弾力のある物(焼いた肉など)を噛むと過剰な負荷が患部にかかってしまい、インプラント体と顎の骨結合がさまたげられるおそれがあります。

 

インプラント手術後は、埋め入れたインプラント体が顎の骨に結合して安定するまで、患部の仮歯で硬い物や弾力のある物を噛まないようにしましょう。

 

3-3.インプラントが安定した後は毎日のセルフケアをしっかり行い、歯科医院で定期メインテナンスを受ける

 

手術後、インプラント体が顎の骨に結合して安定した後は、硬い物や弾力のある物も噛んで食事を楽しめるようになります。

 

安定性が高いインプラントの人工歯ですが、毎日のケアを怠ると歯周病の一種である「インプラント周囲炎」を発症する可能性があります。

 

インプラント周囲炎を発症すると歯ぐきが炎症を起こして腫れたり、歯ぐきから出血するなどの症状が現れることがあります。インプラント周囲炎が進行して重度になると顎の骨が溶け、インプラントが抜け落ちてしまうケースも。

 

インプラント周囲炎や虫歯・歯周病からお口の健康を守るためには、ご自身で行う毎日の歯みがき(&歯間清掃)によるセルフケア、および、歯科医院で受ける定期メインテナンスが欠かせません。

 

インプラント治療後は毎日のセルフケアをしっかり行うと共に、歯科医院で定期的にメインテナンス(検診・インプラントの状態チェック・歯のクリーニング)を受けることでインプラントを保ちやすくなり、お口の健康の維持につながります。

 

【歯を失いしっかり噛めない方、失った歯の治療方法でお悩みの方はお気軽にご相談ください】

 

愛知県名古屋市中区栄にある高山歯科室では、日本口腔インプラント学会 認定専門医、および、日本歯周病学会 認定専門医の資格を持つ院長によるインプラント治療を行っています。

 

30年以上のインプラント治療の経験に基づき、骨造成が必要な難症例にも対応可能です。歯周病で多くの歯を失い、顎の骨が溶けてガタガタになっている方への歯周外科治療(再生療法)も行っています。

 

歯を失いしっかり噛めない方、失った歯の治療方法でお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。相談費は無料です。ご予約はWEB/お電話にて承っております。

 

カウンセリングでは患者さんのお口のお困りごとやご希望をじっくりとお伺いし、歯科医師が丁寧にわかりやすく治療計画・費用についてご説明をさせていただきます。

 

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インプラント治療中の歯がない期間はどうするの? http://takayamadental.com/2024/03/13/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88%e6%b2%bb%e7%99%82%e4%b8%ad%e3%81%ae%e6%ad%af%e3%81%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e6%9c%9f%e9%96%93%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ae/ Wed, 13 Mar 2024 01:26:25 +0000 https://takayamadental.com/?p=1761 名古屋市の栄にある高山歯科室です。 欠損した歯の代わりとして行う治療の中でも人気…[続きを読む]

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名古屋市の栄にある高山歯科室です。

欠損した歯の代わりとして行う治療の中でも人気の高いインプラントですが、一時的に歯がなくなる期間があります。

今回は、一時的に歯がなくなる期間や、その期間どう補うか、注意すべき点などを詳しくご紹介していきたいと思います。

▪治療中の歯がない期間はどれくらい?


結論からお伝えすると、インプラント治療で歯がない期間は26ヶ月です。

26ヶ月と、人によって期間が大きく異なるは顎の骨に関係している傾向にあります。顎の骨に厚みがあり、丈夫な方は歯がない期間が短くなり、逆に顎の骨が薄い場合は骨造成を行う必要も出てくるため、期間が長くなる傾向にあります。

▪なぜ歯がない期間が存在する?

インプラント治療で意外と勘違いされやすいのですが、欠損した箇所にインプラントをそのまま入れるといったイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

そうではなく、インプラントは3種類または2種類の構造に分かれています。



3種類の場合】ツーピースタイプ

・インプラント体、フィクスチャーとも呼ばれる(人工歯根)

・アバットメント(支台)

・上部構造物(人工歯)

2種類の場合】ワンイースタイプ

・インプラント体とアバットメントが一体化した構造

・上部構造物(人工歯)

 

つまり、そのままインプラントを入れるのではなく、まず、人工歯根であるインプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行い、インプラント体が骨に結合し、馴染んで体に適応するまでに時間が必要となります。

その後、アバットメントや人工歯である上部構造物を装着するため、必ず骨に結合し馴染むための待機期間が存在してしまします。

▪歯がない期間はどうする?

インプラント期間中の歯がない期間はそのままない状態で過ごすのではなく、仮歯や入れ歯を入れ、一時的に対応することが多いです。主に使用される方法を紹介します。

①インプラント体を使用して仮歯を作る

これは一般的な方法で、インプラント手術で入れ込んだインプラント体を利用し、仮歯を取り付けます。

インプラント体とは、インプラント治療の際に、歯が抜けた部分に打ち込むネジのような物で、メーカーごとに製造されているため様々なタイプが存在します。

②隣接する歯を利用して仮歯を作る

インプラント体が骨に結合し馴染むまでの期間、隣接する歯に接着剤で取り付ける方法があり、これはインプラント体への負担を軽減しつつ、歯の機能や見た目を維持することができますが、接着剤で固定しているため、取れやすいといったデメリットもあります。

③一時的な入れ歯を作る

これは主に、複数箇所を一度にインプラント治療したなど、上下の噛み合わせといった全体的なバランスを保つ場合に適しています。

しかし、通常の入れ歯と仕組みが異なるため、見た目が不恰好になりやすいデメリットもがあります。

▪歯がない期間に仮歯や入れ歯は絶対必要?

歯がない状態で放置することは様々なデメリットに繋がります。歯の機能を代用する上で仮歯や入れ歯は入れておく必要があります。

歯がない状態では、他の健康的な歯に負担をかけるだけではなく、隣接する歯が、歯のない空いたスペースに移動し始め、歯並びや噛み合わせが乱れる恐れもあります。

その他では、細菌や咬合圧、その他の様々な刺激から患部を保護する必要もあり、インプラント体が安定する前に細菌感染を起こし、炎症を起こしてしまうと、インプラント体の結合を阻害する原因になってしまいます。

また、咬合圧や様々な刺激が、インプラント体に直接かかることで、その周辺組織にも負担がかかるため、仮歯などで蓋をすることで、保護する役割も担ってくれます。

それに、見た目や滑舌と言った部分でも、社会生活を送る上では重要な要素となるのではないでしょうか。

▪歯がない期間に注意することは?

仮歯や入れ歯があるからといって、元々のご自身の歯のように何も気にせず過ごすのは避けましょう。もちろん過剰に心配する必要はありませんが、トラブルを避けるためにも、インプラント治療中の仮歯や入れ歯がある時の対処をしっかり理解しておきましょう。

①強い力を加えないよう注意

仮歯に強い力を加えてしまうと、仮歯が破損や脱着する恐れ、インプラント体へ必要以上に負荷がかかってしまい、インプラント体と骨の結合が上手く進まない可能性もあります。

インプラント治療中の仮歯は、あくまで仮の歯であり、一般的な被せ物とは使用目的が異なるため、強度も劣ります。

②仮歯周囲の汚れに注意

インプラント治療中の仮歯は、歯科用プラスチックのレジンで作られています。セラミックなどに比べても汚れが付着しやすく、溜まりやすいのが現実です。

仮歯の周りに食べかすやプラークが溜まると、感染症のリスクが高まり、感染症を引き起こしてしまえば、インプラント治療が失敗に終わる可能性まで高めてしまいます。

しっかりと歯科医師、歯科衛生士のアドバイスを参考にし、丁寧なブラッシング、歯間ブラシやフロスといった補助用具、口腔洗浄液を活用するなど、日々意識して清潔に保つよう心がけましょう。

当院のインプラント治療についてはこちら▶▶▶ 

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歯周病・歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏、何が違う? http://takayamadental.com/2024/03/13/%e6%ad%af%e5%91%a8%e7%97%85%e3%83%bb%e6%ad%af%e8%82%89%e7%82%8e%e3%83%bb%e6%ad%af%e5%91%a8%e7%82%8e%e3%83%bb%e6%ad%af%e6%a7%bd%e8%86%bf%e6%bc%8f%e3%80%81%e4%bd%95%e3%81%8c%e9%81%95%e3%81%86%ef%bc%9f/ Wed, 13 Mar 2024 01:26:07 +0000 https://takayamadental.com/?p=1740 名古屋市の栄にある高山歯科室です。 お口の中の症状や病気の名称で、何が違うの? …[続きを読む]

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名古屋市の栄にある高山歯科室です。

お口の中の症状や病気の名称で、何が違うの?

とよく質問されるのが、歯周病・歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏の違いです。

口腔内を健康に保とうと考えている方でも似たような言葉で、何が何だかよくわからないといった方は少なくないでしょう。

今回はそんな、「歯周病・歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏」の違いについて解説して行こうと思います。

 

▪結論から言って何が違うの?


「歯周病・歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏」は全くの別物といった訳ではなく、すべて歯周病の総称です。

完結に説明すると、歯周病が進行する過程で起こる症状や段階を表すとお伝えすればわかりやすいでしょうか。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

・歯肉炎

歯肉炎は歯茎だけに限定して炎症が起こっている段階で、歯周病の初期段階を指します。

歯茎が赤く腫れ、歯磨きで出血がみられる場合もあります。正しいブラッシングを行うことで、改善が見込める症状になります。

 

・歯周炎

歯周炎は、上記で述べた歯肉炎が進行した状態です。炎症が歯茎だけにとどまらず、歯根膜、歯槽骨といった歯周組織にまで進行してしまった状態を指します。

さらに歯周炎は軽度、中等度、重度と段階が分かれています。

「軽度、中等度、重度」について詳しく知りたい方は以前にUPしたブログ
(歯周病が手遅れな症状と段階について)をご確認下さい。

 

・歯槽膿漏

以前、歯周病は歯槽膿漏と言われていました。現在では研究が進み、段階や症状によって細かく分類されています。ご高齢の方は歯周病より歯槽膿漏の方が聞き慣れた言葉かもしれまん。

歯槽膿漏は、歯周病の中でも症状が最も進んだ状態を指します。

歯周病が最終段階に入ると重度歯周炎と言う段階に入り、歯槽骨は吸収されて歯はぐらつきを始め、膿が溜まって臭いも強烈になります。

文字通り膿が漏れ出す場合もあり、歯槽膿漏と呼ばれます。

歯槽膿漏になると歯を残すことは非常に難しくなると言えます。

 

▪今更だけど、そもそも歯周病ってなに?


「歯周病・歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏」似た言葉ばかりで混乱してしまうのも無理はないと思います。

しかし、そこまで深く考えることはなく、段階に応じて言い方が違うだけで、すべて歯周病です。

歯周病は歯周病菌に感染することによって引き起こされる炎症性疾患です。歯周病菌はほとんどの人の口の中に存在しており、人間が持つ常在菌の一つと言われています。

しかし、すべての人が発症するわけではなく、一定の条件が揃わなければ発症することはないのです。

発症する原因はいくつかありますが、最も多いのは日々の口腔ケアを怠ることです。つまり歯磨きです。
もちろん歯磨きを毎日きちんとしていても、正しいブラッシングができていなければ同じです。

十分な歯磨きができていないと、歯垢(プラーク)が歯と歯茎の隙間に溜まっていき、歯周病菌が繁殖を始めます。通常、体の免疫力で撃退しますが、歯周病菌がどんどん増えていくと、やがて免疫力で対抗できなくなり、歯周病を発症します。

歯周病を発症してしまうと、進行するにつれて歯周ポケットが深くなり、歯周ポケット内で歯周病菌の繁殖もどんどん進みます。

歯を支えている骨は溶け、歯はグラつき、やがて抜け落ちてしまいます。

 

▪歯周病を予防するには?


大切なのは日々のケアです。正しいブラッシング方法を身につけ、ハブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスを使用して歯垢除去率を少しでも上げれるよう努力しましょう。

また、ご自身のケアだけに頼らず、定期検診で歯科医師と一緒に予防するようにしましょう。歯垢だけでなく、歯石も歯周病の発症に関わってきます。歯石は専用の器具を使用しない限り除去できません。定期的に歯科医院に通い、歯石を取り除いていくのはもちろん、日々のブラッシングがしっかりできているか定期的にチェックしてもらうようにしましょう。

当院の歯周病治療についてはこちら▶▶▶ 

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歯周病とインプラントの深い関係 http://takayamadental.com/2024/03/10/the-deep-relationship-between-periodontal-disease-and-implants/ Sun, 10 Mar 2024 03:31:16 +0000 https://takayamadental.com/?p=1786 日本人の約8割の方がかかっているとされる歯周病(※)。   (※)厚生…[続きを読む]

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日本人の約8割の方がかかっているとされる歯周病(※)。

 

(※)厚生労働省「歯科疾患実態調査」(平成23年)より引用。

 

歯を中心に症状が進行するむし歯と異なり、歯周病は歯を取り囲む歯ぐきや顎の骨にダメージを受ける病気です。

 

歯周病は歯ぐきが炎症を起こして腫れる歯肉炎から始まります。中等度~重度の歯周病になると歯ぐきが下がって顎の骨が大きく溶け、歯が抜け落ちてしまうことも。

 

今回は、歯を失うこともある歯周病とインプラントの関係性についてお話しします。

 

■歯周病とインプラントの深い関係

 

◎インプラント治療をご希望の方は歯周病が進行しているケースが多いです

 

年齢別では、50代以上の中高年世代になるとインプラント治療を受ける方が増えてきます(※)。

 

50代以上でインプラント治療をご希望の方は、歯周病が進行しているケースが少なくありません。

 

(※)厚生労働省「歯科疾患実態調査」(令和4年)より引用。

 

◎中等度~重度の歯周病では歯周外科治療が必要になります

 

歯周病が進行し、中等度~重度になると歯ぐきが下がり、顎の骨が溶けていきます。

 

歯ぐきが下がったり顎の骨が溶けてきた場合、歯周組織を再生させるためには歯周再生治療や歯周組織再生療法などの歯周外科治療が必要です。

 

◎歯周組織を再生することで、インプラント手術を行える可能性を高められます

 

インプラント治療ではネジのような形をしたインプラント体(フィクスチャー)を顎の骨に埋め入れ、人工歯根を作ります。人工歯根となるインプラント体を安定させるためには、治療を受ける患者さんの歯ぐきや顎の骨が健全な状態でなければなりません。

 

歯周病によって歯ぐきや顎の骨にダメージを受けている場合は、インプラント治療の前に歯周外科治療や骨造成を行い、歯周組織の状態を回復させることが先決です。歯ぐきや顎の骨の状態を回復することでインプラント体を安定させやすくなり、インプラント手術を行える可能性を高められます。

 

■歯周外科治療や骨造成により、歯周組織の状態回復を目指します

 

①歯周再生治療

 

中等度~重度の歯周病では歯ぐきが下がったり顎の骨が溶けてきます。ダメージを受けた歯周組織を回復させるためには、外科手術による歯周再生治療が必要になります。

 

歯周再生治療では結合組織移植術、歯冠側移動術などの外科手術を行うことで歯周組織を再生し、歯を失う確率を低減します。歯周再生治療により、歯周組織の状態を回復すると共に歯周病の進行を抑える効果も期待できます。

 

②歯周組織再生療法

 

中等度~重度の歯周病で以下のような症状が見られる場合、歯周組織再生療法で歯ぐきや顎の骨の状態回復にアプローチする方法もあります。

 

・歯ぐきが下がって顎の骨の一部が溶けている(垂直性骨欠損)

・歯の根の分岐部に病変がある

 

歯周組織再生療法では歯周組織の再生を誘導するエムドゲインゲルを用い、歯ぐきや顎の骨の再生をうながします。

 

③骨造成

 

骨造成(こつぞうせい)とは、インプラント治療を受けるために必要な顎の骨の高さや幅、骨量(骨密度)を増やすことを目的とする外科手術です。

 

中等度~重度の歯周病の方は顎の骨が大きく溶けていることが多いです。顎の骨が溶けたままの状態ではインプラント体を安定させられないため、インプラント治療の前に骨造成が必要になります(※)。

 

(※)骨造成とインプラント手術を同時に行う方法もあります。

 

骨造成を行い顎の骨量を増やすことでインプラント体を安定させやすくなり、インプラント手術を行える可能性を高められます。

 

【歯を失いしっかり噛めない方、失った歯の治療方法でお悩みの方はお気軽にご相談ください】

 

愛知県名古屋市中区栄にある高山歯科室では、日本口腔インプラント学会 認定専門医、および、日本歯周病学会 認定専門医の資格を持つ院長によるインプラント治療を行っています。

 

30年以上のインプラント治療の経験に基づき、骨造成が必要な難症例にも対応可能です。歯周病で多くの歯を失い、顎の骨が溶けてガタガタになっている方への歯周外科治療(再生療法)も行っています。

 

歯を失いしっかり噛めない方、失った歯の治療方法でお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。ご予約はWEB/お電話にて承っております。

 

カウンセリングでは患者さんのお口のお困りごとやご希望をじっくりとお伺いし、歯科医師が丁寧にわかりやすく治療計画・費用についてご説明をさせていただきます。

 

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様々な歯の痛みの原因と対処 http://takayamadental.com/2024/03/05/%e6%a7%98%e3%80%85%e3%81%aa%e6%ad%af%e3%81%ae%e7%97%9b%e3%81%bf%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%9b%a0%e3%81%a8%e5%af%be%e5%87%a6/ Tue, 05 Mar 2024 07:38:44 +0000 https://takayamadental.com/?p=1783 歯の痛みには様々な種類があります。 痛みは進行度合いを示しています、早期の治療が…[続きを読む]

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痛みは進行度合いを示しています、早期の治療が必要です。


1.虫歯の痛み
 A.冷たいものが痛む      初期の虫歯の場合
 
 B.熱いものが痛む       歯髄(神経)が化膿していて抜髄が必要 

 C.甘いものが痛む       被せているもの詰め物が外れかけている

 D.何もしなくても痛む     歯髄(神経)が化膿している

 E.拍動性の痛み        歯髄が化膿して圧力が上がった状態、感染根管処置

 F.夜間痛           同上

 G.歯ぐきを触るとチカチカ痛い 知覚過敏、歯周病、歯ぐきに出来た虫歯

2.歯周病の痛み

 a.咬むと痛い         中程度から重度の歯周病で初期には痛まない

 b.歯肉の腫れで痛み      中程度から高度の歯周病The post 様々な歯の痛みの原因と対処 first appeared on 名古屋栄・高山歯科室|矯正、インプラント、歯周病.]]>
インプラント手術後、注意したい食事・食べ物 http://takayamadental.com/2024/02/20/meals-and-foods-to-be-careful-of-after-implant-surgery/ Tue, 20 Feb 2024 06:56:58 +0000 https://takayamadental.com/?p=1777 インプラント治療では、インプラント体(フィクスチャー)を顎の骨に埋め入れる手術を…[続きを読む]

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インプラント治療では、インプラント体(フィクスチャー)を顎の骨に埋め入れる手術を行います。


埋め入れたインプラント体が顎の骨と結合して安定するまでには3~5ヶ月間程度かかります(※)。患部への刺激を防ぎ、骨結合をうながすため、インプラント体が結合するまでのあいだは患部の仮歯で硬い物や弾力のある物(お肉など)を噛んではいけません。


(※)患者さんや症例により、結合期間に差があります。


今回はインプラント手術後、注意したい食事・食べ物についてご説明します。


■インプラント手術後の1ヶ月間がもっとも重要な時期です


◎手術後、1ヶ月間はやわらかい物が中心の食事にしてください

インプラント手術後の1ヶ月間は埋め入れたインプラント体が顎の骨と結合する最初の期間であり、とても重要な時期です。この時期に患部の仮歯で硬い物や弾力のある物(お肉など)を噛んでしまうと、インプラント体と顎の骨の結合が阻害され、インプラント体が骨に結合しなくなるおそれがあります。


手術直後~1ヶ月間程度はやわらかく煮たごはんや麺類、やわらかく煮てあり舌ですりつぶせるくらいの野菜やお肉・お魚、エナジーゼリー、プリンやゼリーなど、やわらかい物が中心の食事にしてください。やわらかい物が中心の食事にして、患部の仮歯で噛まないように気をつけましょう。


◎手術の直後は1週間程度、お酒を控えましょう

インプラント手術の直後は歯ぐきの切開部分や顎の骨が敏感な状態です。敏感な状態である手術直後にお酒を飲んでしまうと必要以上に血流が促進されて患部の炎症が起き、痛みが増すおそれがあります。


インプラント手術の直後は患部が落ち着くまで1週間程度、お酒を控えましょう。


■手術から1ヶ月以上経った後の食事・食べ物の注意点


◎ひき続き、患部の仮歯では噛まないようにしましょう

インプラント手術から1ヶ月以上経つと、ある程度、患部が落ち着いてきます。ただし、油断は禁物です。


患部以外の歯であれば野菜やお肉・お魚を噛んでもOKです。OKですが、氷、飴玉、おせんべい、フランスパン、りんご、ナッツ、弾力のあるお肉など、硬い物や弾力のある物は避けてください。硬い物や弾力のある物は何度も噛まなければならず、噛んでいるうちに誤って患部の仮歯で噛んでしまう場合があります。


■インプラント手術後、患部が安定するまでの期間、避けるべき食べ物


インプラント体が顎の骨と結合し、本歯の人工歯が入るまでは以下のような食べ物は避けましょう。以下のような食べ物を仮歯で噛むと患部を刺激してしまい、治療をした箇所が痛んだり、インプラント体が骨と結合しなくなるおそれがあります。


・硬い食べ物


氷、飴玉、おせんべい、フランスパン、りんご、ナッツなどの硬い物・歯ごたえがある物


・刺激が強い香辛料


とうがらし、わさび、からし、花山椒など


・熱々の食べ物や飲み物


沸騰直後の飲み物やお味噌汁、ぐつぐつ煮えている鍋物やシチュー、作り立てのたこ焼き、熱々のステーキ、作り立てのあんかけ料理など


(熱くなければ、コーヒーや紅茶、お茶は飲んでもかまいません)


・酸度が強い食べ物や飲み物


かんきつ類、炭酸飲料など


・仮歯や歯につきやすい食べ物


キャラメル、ソフトキャンディー(ハイチュウ)、水あめ、ガム、お餅など


【インプラント手術後の食事・食べ物に気をつけ、しっかりした人工歯を手に入れましょう】


インプラント手術後は硬い物や弾力のある物はもちろんのこと、患部を刺激する可能性がある食べ物や飲み物は控えてください。


インプラント体が顎の骨に結合して安定するまでの数ヶ月間のあいだは、患部の仮歯では噛まないことが望ましいです。数ヶ月間程度であれば、片側だけで噛む食生活を続けても噛み合わせの乱れが起きる心配はほぼありません。


特に弾力のあるお肉は患部の仮歯で噛んでしまう方が多いです。お肉が好きな方はお肉をやわらかくトロトロに煮るなどして、患部を守ってください。


インプラント体が顎の骨と結合して安定し、本歯の人工歯が入れば硬い物もしっかり噛んでお食事を楽しめます。


安定性が高い人工歯を手に入れるために、インプラント手術後は本歯が入るまでのあいだ、食事・食べ物に気をつけましょう。


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50代・60代の方のインプラント治療 http://takayamadental.com/2024/02/10/implant-treatment-for-people-in-their-50s-and-60s/ Sat, 10 Feb 2024 05:01:11 +0000 https://takayamadental.com/?p=1725 以前、ブログにて30代・40代の方のインプラント治療についてご紹介をさせていただ…[続きを読む]

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以前、ブログにて30代・40代の方のインプラント治療についてご紹介をさせていただきました。


今回は、30~40代と比べてより、インプラント治療が身近になる「50代・60代の方のインプラント治療」についてお話しします。


■50代・60代の方はインプラント治療が身近になる理由


50代以上になると次のような理由により、インプラント治療が身近になるケースが多いです。


理由その①歯周病で歯を失う

50代以上の方は歯周病で歯を失う確率が高くなります。


若い頃からかかっていた歯周病(歯肉炎)をメインテナンスせず・治療を受けずに放置し、50代以上になって歯周病が悪化するケースが少なくありません。


歯周病が悪化すると歯ぐきが大きく下がったり歯を支えている顎の骨が溶けてしまい、歯を失う確率が高くなります。


理由その②歯根破折が起きやすい

50代以上の方は、歯の根っこ(歯根)が割れたり折れる歯根破折(しこんはせつ)が起きやすいです。


若い頃にむし歯治療で神経を抜いた歯があると、歯根破折が起きやすくなります。神経を抜いてもろくなった歯が5年、10年~数十年かけて弱まっていき、50代以上になって歯根破折で歯を失うケースが少なくありません。


理由その③ブリッジ・入れ歯が原因で残っている歯を失うことがある

50代以上の方は、失った歯を補う補綴治療が原因となり、さらに残っている歯を失ってしまうことが多いです。特に、ブリッジ・入れ歯で歯を補っている場合、歯にかかるダメージによって残っている歯を失うケースが頻繁に見られます。


ブリッジは両隣(または片方)の歯を削り、被せ物をして歯を補うため、残っている歯が傷つくことがあります。


部分入れ歯は隣の歯にクラスプという金具をかけるため、金具をかけた部分の歯のエナメル質が削られやすいです(削られた部分に細菌が棲み着き、むし歯や歯周病が進行しやすくなる)。また、食べ物を噛む度に金具によって残っている歯がひき倒されてしまい、歯がグラグラになることがあります。


上記の理由から、ブリッジ・入れ歯を支えている歯が傷つき、抜歯せざるを得なくなるケースが少なくありません。


理由その④噛み合わせの乱れが原因で歯や歯ぐき、顎の骨が傷つき、歯を失う

・歯周病

・歯根破折

・ブリッジ・入れ歯を使い続けている

・むし歯で痛むため、残っている歯だけで噛む

・歯周病で歯を失い、残っている歯だけで噛む


上記の要因により、噛み合わせが乱れることがあります。


上記のような噛み合わせへの悪影響がある状態が数年、数十年と続いてしまい、50代以上の方は噛み合わせが大きく乱れているケースが少なくありません。


噛み合わせが乱れると歯にアンバランス、かつ、過剰な負荷がかかってしまい、歯や歯ぐき、顎の骨がダメージを受けやすいです。アンバランス、かつ、過剰な負荷を受け続けることで歯や歯根が割れたり、歯ぐきの退縮・顎の骨の吸収(骨が溶ける)が起き、歯を失ってしまう場合があります。


—–


上記のような理由から50代以上の方は歯を失うことが多く、失った歯を補うインプラント治療がより身近になってきます。


次の項では、50代・60代の方がインプラント治療を受けるときに注意すべきポイントについてご紹介します。


■50代・60代の方がインプラント治療を受けるときに注意すべき3つのポイント


歯周病、むし歯(歯の神経を抜き、根管治療を行った歯がある)、歯根破折、噛み合わせの乱れなど、50代以上の方には歯・歯周組織のさまざまな不安要素が存在する可能性があります。


50代以上の方がインプラント治療を受けるときは上記の不安要素に留意し、顎の骨を増やす骨造成やオールオン4にも対応可能な歯科医院を選ぶことが重要です。


ポイント①骨造成や難症例に対応できる歯科医院を選ぶ

50代以上の方は歯周病で歯を失っていたり、顎の骨が溶けて歯がガタガタになっているケースが見られます。


顎の骨が溶けており骨量が少ない場合、そのままではインプラント治療を受けられません。インプラント治療を受けるためには、骨造成をして顎の骨量を十分に増やす必要があります。


50代以上の方がインプラント治療を受けるときは、骨造成や歯周組織の移植手術などの難症例にも対応できる歯科医院がおすすめです。


治療院選びの際は歯科医院のHPを見て、骨造成や難症例に対する治療を行っているかををチェックしておくとよいでしょう。


ポイント②オールオン4に対応できる歯科医院を選ぶ

50代以上の方は歯周病により多くの歯を失っているケースが少なくありません。多くの歯を失っている場合、失っている箇所すべてに1本ずつインプラント治療を行うのはとても大変です。歯を失った多くの箇所に対して1本ずつインプラントの埋め入れ手術を行うと身体への負担や細菌の感染リスクが増え、患者さんの精神的ストレスが大きくなります。複数本のインプラント手術により、治療費もかさみます。


多くの歯を失ってしまった場合は、片顎すべての歯を連結した人工歯ブリッジで補うインプラント治療の「オールオン4(フルアーチインプラント)」がおすすめです。


オールオン4では、上下どちらか片方の顎につき4~6本のインプラントで連結した人工歯ブリッジをネジ固定します。


4~6本と少ない本数のインプラントで済むため、オールオン4にすることで肉体的・精神的負担を減らせます。


オールオン4の手術は片方の顎につき原則1回です(手術をした当日に仮歯を入れます)。1本ずつ複数回のインプラント手術を行う場合と比べ、1回の手術で済むオールオン4にすることで細菌感染のリスクを軽減できます(※1)。


治療費についても、1本ずつインプラント手術を行う場合と比べて、オールオン4はより少ない費用で歯を補えます(※2)。


1)歯周組織の状態により、2回以上、手術が必要になるケースが

あります。顎の骨が少ない場合はインプラント手術とは別に

顎の骨を増やす骨造成手術が必要です。


(※2)1本ずつインプラント手術を行う場合と比べたときの費用感です。

自由診療のため、オールオン4の治療費は大きくなります。


ポイント③総合歯科医院で治療を受ける

インプラントは、


・インプラント治療のみを専門的に行うインプラント専門の歯科医院


または、


・インプラント治療を含め、さまざまな歯科治療を総合的に行える総合歯科医院


上記のどちらかで治療を受けられます。


50代以上の方は歯周病、むし歯(歯の神経を抜き、根管治療を行った歯がある)、歯根破折、噛み合わせの乱れなど、さまざまな不安要素が存在するケースが多いです。


原則として、インプラント専門の歯科医院はインプラント治療のみを行います。歯周病治療やむし歯治療など、インプラント以外の歯科治療には対応できない場合も。


その点、さまざまな歯科治療を総合的に行える総合歯科医院であれば、インプラント治療に加え、歯周病治療やむし歯治療にも対応できます。1つのクリニックでトータルな歯科治療を受けられるのが総合歯科医院の大きなメリットです。


50代以上でインプラントをご希望の方は、総合歯科医院で治療を受けることをおすすめします。


【歯を失いしっかり噛めない方、失った歯の治療方法でお悩みの方はお気軽にご相談ください】


愛知県名古屋市中区栄にある高山歯科室では、日本口腔インプラント学会 認定専門医、および、日本歯周病学会 認定専門医の資格を持つ院長によるインプラント治療を行っています。


30年以上のインプラント治療の経験に基づき、骨造成が必要な難症例にも対応可能です。


歯周病で多くの歯を失った方・歯周病で顎の骨が溶けてガタガタになっている方への歯周外科治療(再生療法)も行っています。


歯を失いしっかり噛めない方、失った歯の治療方法でお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。ご予約はWEB/お電話にて承っております。


カウンセリングでは患者さんのお口のお困りごとやご希望をじっくりとお伺いし、歯科医師が丁寧にわかりやすく治療計画・費用についてご説明をさせていただきます。


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知覚過敏を治す http://takayamadental.com/2024/02/09/%e7%9f%a5%e8%a6%9a%e9%81%8e%e6%95%8f%e3%82%92%e6%b2%bb%e3%81%99/ Fri, 09 Feb 2024 01:46:08 +0000 https://takayamadental.com/?p=1736 知覚過敏の多くは歯ぐきの下がりです、2番目に多いのは噛み合わせで歯のすり減りが極…[続きを読む]

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歯のヒビ等です。歯ぐきが下がっている場合、実際には歯周ポケットの深さプラス、3〜4ミリは歯槽骨(歯を支える骨)が吸

収して下がっています。知覚過敏の程度によって治療法は異なります。極端に症状がある場合、虫歯で神経(歯髄)に近くなっ

た症状が出ます。実は虫歯より神経までの距離が少ない場合も多いです。

根本的な治療は、噛み合わせの治療、歯周病の治療が必要です。

自家判断せずに、専門的に見てもらった方が良いです。The post 知覚過敏を治す first appeared on 名古屋栄・高山歯科室|矯正、インプラント、歯周病.]]>